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姿勢・うごき・健康・体力 通信

運動指導者、トレーナー教育に約30年携わってきた著者からの「姿勢」「うごき」「健康」「体力」などをキーワードにした、日々の実践や経験の発信、人生をより豊かにするための教養・情報の発信ブログです。

大腿四頭筋(2)

「案外知らないかも・・・、筋のひと口メモ」シリーズ


今回は、「大腿四頭筋(2)」です。


「大腿四頭筋」(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋)は、停止はすべて脛骨粗面
です。


しかし、外側広筋、中間広筋、内側広筋は起始が大腿骨で、膝関節だけをまたぐ筋でしたが、
大腿直筋だけは、起始が下前腸骨棘あたり(骨盤の前部)で、膝関節と股関節をまたいでい
る筋であることを前回確認しました。


膝関節と股関節をまたぐ大腿直筋についてもう少し補足です。


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大腿四頭筋(「からだ・うごき塾テキスト」 著・土屋真人より)


膝を曲げた時のことを考えてみます。


上の大腿直筋のイラストをみながら、イメージしてみると、膝が曲がると脛骨粗面と大腿骨
が遠ざかるので、大腿直筋が伸長され、大腿直筋が骨盤の前を引っ張り、骨盤が前傾する
張力(テンション)がかかることがわかります。


実は、大腿直筋は膝が曲がった時に骨盤前傾のテンションをかけてくれる唯一の筋なのです。


大腿直筋のおかげで、立位姿勢でも、膝を曲げると自動的に骨盤前傾のテンションがかかる
わけです。


骨盤が本来より後傾ぎみで腰部に負担をかけている人がいるとします。


こういう方は、運動不足で大腿直筋が弱くなり、骨盤を前傾させる張力(テンション)がかか
っていないことも要因かもしれません。(古くなって収縮力を失ったゴムのようなイメージで
しょうか)。


もしそうなら、適切な筋トレで大腿直筋の張力を回復してあげる必要があります。


逆に本来より骨盤が前傾しすぎて(腰がそりすぎて)、腰部に負担がかかっている人は、大腿
直筋が緊張(柔軟性低下)し、短くなっているイメージで、膝を曲げるたびに、骨盤がより前
傾し、腰部に負担をかけている可能性があります。


もしそうなら、大腿直筋の緊張を緩める(柔軟性を高める)ストレッチなどが必要です。


大腿直筋の起始、停止から膝屈曲と骨盤前傾の連動が理解できると、みえてくるものが
あるようです。


土屋真人のホームページ

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