姿勢・うごき・健康・体力 通信

運動指導者、トレーナー教育に約20年携わってきた著者からの「姿勢」「うごき」「健康」「体力」などをキーワードにした、日々の実践や経験の発信、人生をより豊かにするための教養・情報の発信ブログです。

「小胸筋」

「案外知らないかも・・・、筋のひと口メモ」シリーズ


今回は、「小胸筋」です。


小胸筋は、体軸性骨格(頭蓋骨、脊柱、肋骨、胸骨)から上肢帯(鎖骨、肩甲骨)
につく筋のひとつで、主として上肢帯を動かしたり、上肢帯の保持安定に働く筋
です。


起始部は、第3~5肋骨で、停止は、肩甲骨・烏口突起です。


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(「からだ・うごき塾テキスト第2版」土屋真人・著より」


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その上には、「大胸筋」が覆いかぶさっています。


作用を確認してみます。


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肩甲骨の前(烏口突起)についている「小胸筋」(赤いテープ)は、
短縮すると肩甲骨を、前に出す=脊柱から遠ざける=外転させます。


ですから、普段から「小胸筋」がかたく、本来より短くなっている人は、
肩甲骨(肩)が前にでている、猫背のような姿勢かもしれません。


他の作用には、下制、下方回旋があります。


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例えば、上肢帯が拳上した時、「小胸筋」は伸ばされることになります。


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「小胸筋」の下制の作用が、上肢帯をもとの位置にもどします。
(「姿勢・うごきをみるためのヒント・第11巻、土屋真人・著より)


同じように、上方回旋でも「小胸筋」は伸ばされ、「小胸筋」の下方回旋の
作用が、上肢帯をもとの位置にもどします。


ここからみえてくることは、上肢帯の拳上、上方回旋で、「小胸筋」は伸ばされる
ことになるので、上肢帯の拳上、上方回旋の可動域がせまい人は、「小胸筋」あたり
がかたくなっている(柔軟性が低下している)可能性がある、ということです。


上肢帯の拳上、上方回旋の可動域も、「小胸筋」あたりの柔軟性チェックに使える
ということです。


土屋 真人のホームページ
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