姿勢・うごき・健康・体力 通信

運動指導者、トレーナー教育に約20年携わってきた著者からの「姿勢」「うごき」「健康」「体力」などをキーワードにした、日々の実践や経験の発信、人生をより豊かにするための教養・情報の発信ブログです。

内側広筋

「案外知らないかも・・・、筋のひと口メモ」シリーズです。



ご承知の通り、「大腿四頭筋」は、大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋の
総称です。


今回は、そのうちのひとつ「内側広筋」についてです。


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【大腿四頭筋】いちばん右が「内側広筋」です。
(「からだ・うごき塾テキスト第二版、土屋真人・著より)


大腿四頭筋の主作用に「膝の伸展」があります。


その中で、この内側広筋は膝がのびきる手前20度くらいでよく働くと
言われています。


高齢者指導をなさっている方はすぐにピンとくるかもしれませんが、
高齢者の方では膝が伸びきらなくなっている方、いつも少し曲がった
ままの方が多くみられます。


そうすると「内側広筋」には自然と運動刺激が入りにくくなり、より衰え
やすくなってしまうわけです。


膝をまたいでついている筋は、天然のサポーターとして膝関節を保護する
作用もありますから、「内側広筋」の衰えがすすむと膝関節の負担も増して
しまいます。


こうしてみてくると、「内側広筋」は、高齢者指導のポイントのひとつと
されることにも頷けます。


膝がのびきるコンディションを維持し、内側広筋に運動刺激が入るように
しておきたいものです。






→ 土屋 真人【㈱DOU フィットネス総合研究所】
  のホームページ


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大腿四頭筋(2)

「案外知らないかも・・・、筋のひと口メモ」シリーズ


今回は、「大腿四頭筋(2)」です。


「大腿四頭筋」(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋)は、停止はすべて脛骨粗面
です。


しかし、外側広筋、中間広筋、内側広筋は起始が大腿骨で、膝関節だけをまたぐ筋でしたが、
大腿直筋だけは、起始が下前腸骨棘あたり(骨盤の前部)で、膝関節と股関節をまたいでい
る筋であることを前回確認しました。


膝関節と股関節をまたぐ大腿直筋についてもう少し補足です。


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大腿四頭筋(「からだ・うごき塾テキスト」 著・土屋真人より)


膝を曲げた時のことを考えてみます。


上の大腿直筋のイラストをみながら、イメージしてみると、膝が曲がると脛骨粗面と大腿骨
が遠ざかるので、大腿直筋が伸長され、大腿直筋が骨盤の前を引っ張り、骨盤が前傾する
張力(テンション)がかかることがわかります。


実は、大腿直筋は膝が曲がった時に骨盤前傾のテンションをかけてくれる唯一の筋なのです。


大腿直筋のおかげで、立位姿勢でも、膝を曲げると自動的に骨盤前傾のテンションがかかる
わけです。


骨盤が本来より後傾ぎみで腰部に負担をかけている人がいるとします。


こういう方は、運動不足で大腿直筋が弱くなり、骨盤を前傾させる張力(テンション)がかか
っていないことも要因かもしれません。(古くなって収縮力を失ったゴムのようなイメージで
しょうか)。


もしそうなら、適切な筋トレで大腿直筋の張力を回復してあげる必要があります。


逆に本来より骨盤が前傾しすぎて(腰がそりすぎて)、腰部に負担がかかっている人は、大腿
直筋が緊張(柔軟性低下)し、短くなっているイメージで、膝を曲げるたびに、骨盤がより前
傾し、腰部に負担をかけている可能性があります。


もしそうなら、大腿直筋の緊張を緩める(柔軟性を高める)ストレッチなどが必要です。


大腿直筋の起始、停止から膝屈曲と骨盤前傾の連動が理解できると、みえてくるものが
あるようです。


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大腿四頭筋

「案外知らないかも・・・、筋のひと口メモ」シリーズ


今回は、「大腿四頭筋」です。


ご承知のとおり、大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋、の4つの筋を総称して、
「大腿四頭筋」です。


停止は、すべて脛骨の粗面で、膝蓋骨を経て、頭が4つに分かれているから「大腿四頭
筋」なわけです。


ポイントのひとつは、その4つの頭がどこについているか(起始部はどこか)です。


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大腿四頭筋(「からだ・うごき塾テキスト」 著・土屋真人より)


中間広筋、外側広筋、内側広筋の3つは、大腿骨についています。(起始部が大腿骨です)。


大腿直筋だけは、下前腸骨棘あたり(骨盤の前部)についています。。(起始部が骨盤です)。



違う言い方をすると、

中間広筋、外側広筋、内側広筋の3つは、脛骨と大腿骨についている膝関節のみをまたいで
いる筋なので、膝関節の動きだけに直接関係します。


大腿直筋だけは、脛骨と大腿骨についている膝関節と股関節両方をまたいでいる筋だから、
膝関節はもちろん、股関節(骨盤)の動きにも直接関係します。


「大腿四頭筋」の代表的な作用は、膝関節の伸展です。


しかし、大腿直筋だけは、股関節の屈曲(骨盤前傾)などの作用を持つわけです。


このことが理解できると、大腿直筋のコンディションが腰部への負担などに関係している可能
性がみえてきます。


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