姿勢・うごき・健康・体力 通信

運動指導者、トレーナー教育に約20年携わってきた著者からの「姿勢」「うごき」「健康」「体力」などをキーワードにした、日々の実践や経験の発信、人生をより豊かにするための教養・情報の発信ブログです。

脊柱起立筋(2)

「案外知らないかも・・・、筋のひと口メモ」シリーズ


今回は、「脊柱起立筋(2)」です。


「脊柱起立筋」は3つの筋の総称で、一番外側が「腸肋筋」、その内側が「最長筋」、
一番内側が「棘筋」でした。


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脊柱起立筋(「からだ・うごき塾テキスト」 著・土屋真人より)



「脊柱起立筋」の作用を確認してみます。


両側の脊柱起立筋が同時に作用すると、頚部・体幹部(胸腰部)の伸展、(骨盤の前傾)
が起こります。


片側の脊柱起立筋のみ作用すると、頚部・体幹部(胸腰部)の同側側屈、同側回旋
が起こります。


このことから、脊柱起立筋の筋力、柔軟性などに左右差があると、「骨盤の左右傾きが
大きい立位姿勢」、「体幹部のねじれが大きい立位姿勢」としてあらわれてくることが
予測できます。



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脊柱起立筋

「案外知らないかも・・・、筋のひと口メモ」シリーズ


今回は、「脊柱起立筋」です。


「脊柱起立筋」は、3つの筋の総称です。一番外側が「腸肋筋」、その内側が「最長筋」、
一番内側が「棘筋」です。


sekityukiritukin11129
脊柱起立筋(「からだ・うごき塾テキスト」 著・土屋真人より)


脊髄神経後枝が支配している背筋を「固有背筋」といいます。この「固有背筋」には、
「長背筋群」と「短背筋群」、「後頭下筋群」があります。


今回テーマの「脊柱起立筋」は、「板状筋」とともに「長背筋群」に属します。


ご存知の通り、「脊柱起立筋」の代表的な作用は、体幹部伸展です。


ただ、体幹部伸展には、1、骨盤部を固定して脊柱起立筋が収縮する=体幹部が伸展
するパターンと、2、胸郭辺りを固定しておいて、脊柱起立筋が収縮する=骨盤が後
方へ動く(前傾する)パターンが考えられます。


2、の場合の「体幹部伸展」は=「骨盤前傾」と言いかえることもできます。


zenkeidai
「骨盤前傾(腰椎部伸展)が大きすぎる姿勢」例



腹直筋と拮抗の関係(反対の働きをする)にある代表格が「脊柱起立筋」です。


筋が骨の配列や姿勢を維持するために、普段から発揮している力を「基礎張力」
といいます。


ここでは、前回同様、話をわかりやすくするために、「腹直筋」が前から50%
の基礎張力で、「脊柱起立筋」が後ろから50%の基礎張力で骨盤を引っ張り合
っていると骨盤は横からみて「やや前傾」という本来の状態を保っていると考え
てみてください。


「骨盤後傾姿勢(腰丸まり姿勢)」で腰痛(腰に負担)を感じている人には、骨
盤を後ろから引っ張る(前傾させる)「脊柱起立筋」側の基礎張力を高めてあげ
ると効果的かもしれません。


しかし、骨盤前傾姿勢(腰そり姿勢)で腰部に負担を感じている人に、「脊柱起立
筋」の基礎張力を高めると余計に前後のバランスを崩し、腰部への負担を増す結果
となるかもしれません。


「脊柱起立筋」の「骨盤前傾」という作用をもう一度確認しておきたいものです。


このことが本当に理解できると、そこから、骨盤前傾姿勢(腰そり姿勢)で腰痛の方
に本当に必要な筋トレの方法がみえてくるかもしれません。


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