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姿勢・うごき・健康・体力 通信

運動指導者、トレーナー教育に約30年携わってきた著者からの「姿勢」「うごき」「健康」「体力」などをキーワードにした、日々の実践や経験の発信、人生をより豊かにするための教養・情報の発信ブログです。

「つま先と違う方向に膝が曲がる」

suku115212_20190814090350ac9.jpg




皆さんからのご質問にお答えする
Q&A集です。




Q:
この前の講座で、

「膝の曲げ伸ばしでつま先と違う
方向に膝が曲がる動きは、膝だけでなく、股関節
にも負担がかかる動き・・・・」

という話があったと思いますが、あってますか?




A:

はい、その話ありました。
(ここでは、膝の曲げ伸ばしでつま先方向より
内方に膝が曲がる動きで説明します)。



suku115212_20190814090350ac9.jpg

この動き、模型で後ろから確認してみます。




ko21428_20190814090353baa.jpg

こんな感じです。

股関節は、臼蓋というお椀状のところに、大腿骨の骨頭(ボール状)
がはまったような構造です。


「膝の曲げ伸ばしでつま先方向より内方に膝が曲がる動き」は
ボールのところがたくさんみえています。



模型で言うと、このボールが広範囲にわたってみえてしまう
ような動きは、股関節に過度の負担がかかる、と考えてみて
ください。



suku115212_20190814090350ac9.jpg

ついでに、確認すると、


膝は、もちろん、足首も過度にねじれるので負担が
かかります。



場合によっては、足裏や足母指球などに痛みがでる
人もいます。




このようにみてくると、

「膝の曲げ伸ばしでつま先と違う方向に膝が曲がる
動き」は習慣になってしまうと、やがては、膝だけでなく、
いろいろなところに負担がかかって、痛みや不調が
でてくる動きといえそうです。








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ご質問のおこたえ

3月22日の記事、【その場で「座位体前屈」の成績をあげるストレッ
チング】について、


マッコウオヤジさんから次のようなコメントをいただきました。ありがとう
ございます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(コメント)

長座位前屈の上達法としてとてもいい方法だと思います。
真向法の第二体操では足先を立てて(理想的には足首の角度を70度ぐらい
まで)、膝裏を床につけて、股関節から曲げなさいと指導されますが、これ
だと遅々として上達しません。

私は自分で練習するときは膝を曲げてつま先を持ち、先に上体を腿につけて
から徐々に膝を伸ばす方法でやって効果が上がっています。この方法だと背
中や腰の今まで伸ばしたことがない筋が伸び、そのことによって前屈がしや
すくなると思います。

そこでお尋ねしたいのですが、開脚前屈の練習にもこの方法をいれるとした
らどのようにすればよいでしょうか。どうしても坐骨より前に体重を乗せる
ことができなくて困っております。何かいいヒントをいただけたら幸いです。
よろしくお願いします。

(コメントここまで)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ありがとうございます。最後のところが質問になっていますので、少し書か
せていただきます。


開脚前屈の際も、先に膝を伸ばした形で行ってしまうとハムストリングス、
薄筋がつっぱり、伸張反射を起こしてなかなか柔軟性が向上しないということ
が起こりがちです。


そこで、まずは「あぐら」の形で(膝を曲げた形で)、骨盤を前傾する・後
傾するを繰り返すエクササイズを行います。「骨盤を前傾する」=マッコウ
オヤジさんの表現ですと、「坐骨より前に体重を乗せる」と考えてください。


この形で十分に骨盤が前傾することができたら、次は少し膝を伸ばした形で
行います。かなり練習がすすんでいけば、開脚して膝を少し曲げた形で骨盤
を前傾する・後傾するを繰り返すエクササイズになっていきます。


ポイントは、膝を伸ばして行うことを前提としないで、骨盤が前傾できる形
を優先して、膝をだんだん伸ばしていくということです。


実際に私が指導する場合は、その方の身体の状態を考慮して他のエクササイ
ズと合わせて指導します。


ここに書いたことは、「考え方のヒント」とお考えください。


少しでもご参考になれば、うれしく存じます。


ありがとうございました。


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