姿勢・うごき・健康・体力 通信

運動指導者、トレーナー教育に約20年携わってきた著者からの「姿勢」「うごき」「健康」「体力」などをキーワードにした、日々の実践や経験の発信、人生をより豊かにするための教養・情報の発信ブログです。

「小胸筋」あたりのこわばりと関節運動



「こわばり」 と 関節運動シリーズ ~第11弾~ です。




関節運動は 必ず「主働筋の収縮」 と 「拮抗筋の弛緩」がセットに
なっておこります。




十分な関節運動のためには、、主働筋の十分な「収縮」と拮抗筋の十分な
「弛緩」が必要ということです。




ある筋あたりに「こわばり」があるとその筋の弛緩が必要な動き(=その筋の
主作用の反対の動き、その筋が伸ばされるような動き)が十分にできなくなります。




今回はそのことについて「小胸筋」で確認してみましょう。



小胸筋は、「大胸筋」の深部にある筋です。



syoukyoukin1165_20160216093554256.jpg
「小胸筋」です。 (「からだ・うごき塾テキスト第3版」 著・土屋真人より)




「小胸筋」の起始部、停止部は次の通りです。


【小胸筋】
起始部: 第3~第5肋骨
停止部: 肩甲骨烏口突起



ざっとこんな感じです。


syoukyoukin1.jpg
画像中、黒矢印が「小胸筋」です(右側のみ表示)。
(「姿勢・うごきをみるためのヒント(9)」 著・土屋真人より修正、以下同じ)



こんな感じでついている「小胸筋」ですから、



syoukyoukin2.jpg
「肩甲帯の拳上」の際には、長くなる(弛緩する)ことがわかります。




syoukyoukin3.jpg
また、少しイメージすると「肩甲帯の上方回旋」の際にも、長くなる
(弛緩する)ことがわかります。




syoukyoukin4.jpg
さらに、「肩甲帯の内転」(肩甲骨が脊柱に近づく動き)の際にも、長くなる
(弛緩する)ことが想像できるでしょうか。






まとめ


「小胸筋」あたりがこわばると「肩甲帯の拳上、上方回旋、内転」が
十分にできません。



逆に言うと、「肩甲帯の拳上、上方回旋、内転」が十分にできない人をみたら、
ひとつには「小胸筋」あたりにこわばりがあるかもしれないと予測することが
できます。





・・・・ 当研究所では、姿勢や動きをみる目を養うために、こんな感じで
主要な筋と関節運動について一度整理してみるとよいですよ、と提案しています。









ありがとうござました。
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「深層外旋六筋」のこわばり と 「関節運動」




「こわばり」 と 関節運動シリーズ ~第10弾~ です。




関節運動は 必ず「主働筋の収縮」 と 「拮抗筋の弛緩」がセットに
なっておこります。




十分な関節運動のためには、、主働筋の十分な「収縮」と拮抗筋の十分な
「弛緩」が必要ということです。




ある筋あたりに「こわばり」があるとその筋の弛緩が必要な動き(=その筋の
主作用の反対の動き、その筋が伸ばされるような動き)が十分にできなくなります。





今回はそのことについて「深層外旋六筋」で確認してみましょう。




「深層外旋六筋」は、梨状筋、上双子筋、下双子筋、外閉鎖筋、内閉鎖筋、
大腿方形筋、6つの筋の総称で、殿部の深いところ、「大殿筋」におおい
かぶされるようにその深部に存在します。





sinsou115915.jpg
「深層外旋六筋」です。
 (「姿勢・うごきをみるためのヒント⑧~深層外旋六筋と小殿筋から~」 著・土屋真人より)





「深層外旋六筋」の起始部、停止部は次の通りです。


【梨状筋】
起始部: 腸骨、第2~4仙骨前面
停止部: 大腿骨大転子


【上双子筋】
起始部: 坐骨棘
停止部: 内閉鎖筋の腱、(大腿骨大転子内側面)


【下双子筋】
起始部: 坐骨結節
停止部: 内閉鎖筋の腱、(大腿骨大転子内側面)


【外閉鎖筋】
起始部: (恥骨)、(坐骨)、閉鎖膜外面
停止部: 大腿骨転子窩


【内閉鎖筋】
起始部: (恥骨)、(坐骨)、閉鎖膜内面
停止部: 大腿骨転子窩


【大腿方形筋】
起始部: 坐骨結節
停止部: 大腿骨転子間稜




一緒にしてみると、ざっとこんな感じです。




q11586_20150915085144581.jpg
写真中、赤いテープが「深層外旋六筋」をあらわしています。(上部の黄色
テープは「小殿筋」、細いひものようなものは「坐骨神経」をあらわしています)。



この「深層外旋六筋」、後ろから見るとざっとこんな感じです。




roku1151226.jpg
左側のみ表示(「姿勢・うごきをみるためのヒント(8)」 著・土屋真人より修正、以下同じ)




こんな感じで骨盤(起始)から大腿骨後ろ側(大転子)(停止)についている
「深層外旋六筋」ですから・・・・・




収縮すると、大腿骨の後ろ側が内側にひっぱられるイメージで・・・・




roku2151226.jpg

作用としては「股関節・外旋」が起こります。





また、横から見ると・・・・、




sinsou3150915.jpg
停止部(大腿骨大転子あたり)よりも起始部が後ろに位置しますから・・・・、




大腿骨の位置はそのままで、収縮して起始部が大腿骨に
近づくイメージで考えると・・・・




sinsou415915.jpg
こんな感じで若干「骨盤後傾」の作用も考えられます。




以上のようなことをふまえて、確認すると、



「深層外旋六筋」の作用の反対の動きである「股関節・内旋」では・・・・




「深層外旋六筋」あたりにこわばりがなくて、十分に弛緩すれば(長くなれば)、
十分な「股関節・内旋」ができますが・・・・、




roku3151226.jpg
「深層外旋六筋」あたりにこわばりがあると、「深層外旋六筋」あたりがよく
伸びないので・・・・





roku4151226.jpg
結果、十分な「股関節・内旋」ができないことがわかります。




また・・・、「深層外旋六筋」の作用として若干「骨盤の後傾」もありましたから、

「深層外旋六筋」あたりにこわばりがあると・・・、


その反対の動きである「骨盤の前傾」も十分にできないことがわかります。





まとめ


「深層外旋六筋」あたりがこわばると「股関節・内旋」、「骨盤の前傾」が
十分にできません。



逆に言うと、「股関節・内旋」や「骨盤の前傾」が十分にできない人をみたら、
ひとつには「深層外旋六筋」あたりにこわばりがあるかもしれないと予測する
ことができます。





・・・・ 当研究所では、姿勢や動きをみる目を養うために、こんな感じで
主要な筋と関節運動について一度整理してみるとよいですよ、と提案しています。










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「大腿筋膜張筋」あたりのこわばり と 「関節運動」


「こわばり」 と 関節運動シリーズ ~第9弾~ です。




関節運動は 必ず「主働筋の収縮」 と 「拮抗筋の弛緩」がセットに
なっておこります。




十分な関節運動のためには、、主働筋の十分な「収縮」と拮抗筋の十分な
「弛緩」が必要ということです。




ある筋あたりに「こわばり」があるとその筋の弛緩が必要な動き(=その筋の
主作用の反対の動き、その筋が伸ばされるような動き)が十分にできなくなります。





今回はそのことについて「大腿筋膜張筋」で確認してみましょう。




「大腿筋膜張筋」の起始部、停止部は次の通りです。



daotaikinnmakutoukin11218.jpg

「大腿筋膜張筋」(「からだ・うごき塾テキスト第3版」 著・土屋真人より)

起始部:腸骨稜、上前腸骨棘、大腿筋膜
停止部:腸脛靭帯を経て脛骨外側顆




大腿筋膜張筋は筋部が全体の三分の一で、あとの三分の二は「腸脛靭帯」
という特徴的な筋です。





まず、横から見ると・・・・、




daikin1151202.jpg
(「姿勢・うごきをみるためのヒント(7)」 著・土屋真人より、以下同じ)




こんな感じで骨盤の前端の「上前腸骨棘」からはじまっている
「大腿筋膜張筋」ですから・・・・・



収縮すると・・・・



daikin2151202.jpg

作用としては「股関節屈曲」があります。





また、前から見ると・・・・、




daikin3151202.jpg
(右側のみ表示)


こんな感じで「上前腸骨棘」から大腿の横を通って脛骨の外側へついている
「大腿筋膜張筋」ですから・・・・・



収縮すると・・・



daikin4151202.jpg

「股関節・外転」が起こります。





ですから、その反対の動きである「股関節・内転」では・・・・


「大腿筋膜張筋」は弛緩する(長くなる、伸ばされる)ことが必要になります。




「大腿筋膜張筋」あたりにこわばりがなくて、「大腿筋膜張筋」あたりが十分に
弛緩すれば(長くなれば)、十分な「股関節・内転」ができますが・・・・

daikin5151202.jpg




daikin6151202.jpg

「大腿筋膜張筋」あたりにこわばりがあると、「大腿筋膜張筋」あたりがよく
伸びないので、結果、十分な「股関節・内転」ができません。





また・・・、「大腿筋膜張筋」の作用としては「股関節屈曲」もありましたから、

「大腿筋膜張筋」あたりにこわばりがあると・・・、




「股関節・内転」でも特に「股関節伸展位」での「股関節・内転」が十分に
できないことがわかります。



daikin7151202.jpg
股関節を伸展しての「股関節・内転」、これが十分にできません。







まとめ


「大腿筋膜張筋」あたりがこわばると「股関節・外転」(特に股関節を伸展しての)
が十分にできません。



逆に言うと、股関節を伸展しての「股関節・内転」が十分にできない人をみたら、
ひとつには「大腿筋膜張筋」あたりにこわばりがあるかもしれないと予測する
ことができます。







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「大腿内転筋群」のこわばり と 関節運動

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「中殿筋」あたりのこわばり と 「関節運動」


「こわばり」 と 関節運動シリーズ ~第7弾~ です。




関節運動は 必ず「主働筋の収縮」 と 「拮抗筋の弛緩」がセットに
なっておこります。




十分な関節運動のためには、、主働筋の十分な「収縮」と拮抗筋の十分な
「弛緩」が必要ということです。




ある筋あたりに「こわばり」があるとその筋の弛緩が必要な動き(=その筋の
主作用の反対の動き、その筋が伸ばされるような動き)が十分にできなくなります。





今回はそのことについて「中殿筋」で確認してみましょう。






tyuudennkin11129_20151022075106a5c.jpg
中殿筋(「からだ・うごき塾テキスト第3版」 著・土屋真人より)
(骨盤部を後ろからみています)




「中殿筋」の起始部、停止部は次の通りです。



「中殿筋」
起始部: 腸骨後面(前殿筋線と後殿筋線の間)
停止部: 大腿骨大転子






後ろから見ると・・・・、




na1151022.jpg
(左側のみ表示)

こんな感じで股関節をまたいで、骨盤から大腿骨へついている
「中殿筋」ですから・・・・・





na2151022.jpg

起始部と停止部が近づくと「股関節・外転」が起こります。



また、


na3151022.jpg

また、両足をついたままで、片側の「中殿筋」の起始部と停止部が
近づくと・・・・、(右側)




na4151022.jpg

こんな感じで「骨盤の左右傾け」の作用もあります。


(ただ、これも骨盤と大腿骨の位置関係をよくみると、「股関節・外転」
には変わりありません)。





その反対の動きである「股関節・内転」では・・・・




na5151022.jpg


「中殿筋」は弛緩する(長くなる、伸ばされる)ことが必要になります。




ですから、「中殿筋」あたりにこわばりがあると、「中殿筋」あたりがよく
伸びないので、結果、十分な「股関節・内転」ができないことがわかります。



また・・・、同じ「股関節・内転」の違う形・・・・、



na6151022.jpg

「骨盤の左右傾け」も十分にできません。





まとめ


「中殿筋」あたりがこわばると「股関節・内転」が十分にできません。
(「骨盤の左右傾け」も十分にできません)。


逆に言うと、「股関節・内転」、「骨盤の左右傾け」が十分にできない人をみたら、
ひとつには「中殿筋」あたりにこわばりがあるかもしれないと予測することができます。







・・・・ 当研究所では、姿勢や動きをみる目を養うために、こんな感じで
主要な筋と関節運動について一度整理してみるとよいですよ、と提案しています。













ホームページ更新!! (10月14日)

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